雑記帳 2022年12月

12月26日(月)

突然のように、個人の方のサイトに日記のようなものを書き始める。いや、随分と前からなんとかしなくてはと思っていたわけだが、体裁やデザインのことはとりあえず忘れて書いていく。まあ、リハビリです。Twitterを離れてみると、意外と書けるのはどうしてなのか? 内と外をひっくり返す。内側かのか外側なのかわからない、そうした錯覚のなかにこそ新しい視点や気づきがある。スマートフォンというもっとも身近なところにもっとも遠くとのインタラクションが流れ込んでくるという倒錯が、常態化してしまっては、まったく面白くない。

紙の本を熱心に作る者(私)が必死にSNSに最適化しようとするのは何かが間違っているといまさら気付く。

12月25日(日)

メールマガジン配信日。何日も考えていたエッセイを書く。何かもう少しいけるはずと思いながらも、時間切れ。しかも、「『2666』をバラして読む」は今月も休載。誰か伴走者がいないと続けられないかもしれない。

12月24日(土)

入谷のSooo Dramaticで「明日のアー 本当にあったひどい話 創作集」を観た。10ほどの連作コント。徐々にまわりが笑いはじめるなか、ひょっとしたら私は笑えないかものしれないと徐々に高まる不安を感じられるのも実際の舞台を前に見ることのいいところかもしれない。「あるある」のようであって、状況は拗れていて、まったく観たこともないようなことを体験させてもらった。ある映画を再現したようなラストにとても感銘を受けた。帰りにケーキを受け取って帰る。